国内で唯一現役の鉄道可動橋 末広橋梁(すえひろきょうりょう)

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三重県四日市市の千歳運河に架かる
国内で唯一現役の鉄道可動橋で、
重要文化財に指定されています。

現在も太平洋セメントの貨物輸送のため現役で使われており、
石灰石を積んだ貨物列車が三岐鉄道からJR関西本線を経由し、
四日市港にある同社の事業所までの運搬を担っています。

橋のタイプは跳開(ちょうかい)式可動橋で、
橋桁の一方を支点に先端が跳ね上がる構造となっています。

このタイプの可動橋は、
東京の隅田川に架かる勝鬨橋(かちどきばし)や
ロンドンのタワーブリッジが有名です。

なお、勝鬨橋は橋の両側が跳ね上がるのに対し、
末広橋梁は、四日市側の片方だけが跳ね上がります。

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ところで、末広橋梁から300mくらい南側には
道路用の跳開式可動橋『臨港橋』が架かっています。

2つの可動橋がすぐ隣同士で残っているというのは
大変珍しいことです。

【橋と最寄駅の位置関係】

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JR四日市駅からは直線距離で南南東に約1kmのため、
徒歩でも楽に行ける場所にあります。
実際に歩くコースでは1.5kmくらいになると思います。
近鉄四日市からは更に1.5km(合計で約3km)です。

【橋の開閉時刻】
正確な時刻は分かりませんが、ネットや現地で調べてみると
休日を除く、10時頃、13時頃、17時頃の1日3往復のようです。

朝7時頃と15時頃に現地で待っていたところ、
たまたまその日だけなのか分かりませんが、
橋の開閉は行われませんでした。

係員の操作小屋に貼られていた運用表らしきものを参考までに載せておきます。
ただ、これは別の操作小屋にも同じものが掲示されていたので、
左から3列目の着時間は末広橋梁を渡った港側への着時間、
右から3列目の発時間は四日市駅から三岐鉄道方面への発時間
なのかも知れません。
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なお、末広橋梁へは四日市駅方面から係員が自転車でやってくるので、
予定時間前になると橋の開閉が行われるか分かります。
係員がいなくても、橋が降りていれば
しばらくすると係員が橋を跳ね上げに来るので、
その場で待ちましょう。

【休憩と食事をするには】
末広橋梁周辺はほとんど店舗がなく、
食事や休憩には少々困るかと思います。

JR四日市駅前もほとんど店舗がないため、
四日市駅方向のコンビニを利用したり、
臨港橋から少し先の四日市港周辺で休憩するのが適当かと思います。

なお、四日市港バス停から道を隔てた反対側には、
小さな公園と食事のできる施設と飲み物の自動販売機があります。

その50mほど先には渡船の待合室があって、
そこにはほとんどが100円の飲み物の自動販売機が設置してあります。
缶はもちろん、ペットボトルも100円~120円で販売しています。

長いすに座ってコーヒーでも飲んで、
次の橋の開閉か帰りのバスを待ちましょう。

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各施設の位置関係
A: 末広橋梁
B: 臨港橋
C: 四日市港バス停
D: 食堂
E: 公園
F: 待合室

 

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【バスの時刻と運賃】
四日市港と最寄駅までのバスは
平日は時間帯により1時間に1本か2本、
土休日は2時間に1本です。

・四日市港~JR四日市駅~近鉄四日市駅~市立病院(平日のみ)
・四日市港~JR四日市駅~近鉄四日市駅~ガーデンタウン東日野

この2系統の路線のどちらも利用可能で、
JR四日市までは200円、近鉄四日市までは220円です。

詳しくは、三重交通のホームページで確認してください。
http://businfo.sanco.co.jp/

 

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