(その4) 北海道旅行がお得になるこのきっぷ

北海道旅行に使えるお得なきっぷは意外とたくさんあります。
しかし、それぞれ内容が大きく異なり、
利用範囲や適用日に制限があるなど、
購入にあたって注意が必要です。

ざっと調べただけでこれだけあります。

(1)ぐるり北海道フリーきっぷ →2010年3月末までの利用分で販売終了となりました
(2)北海道フリーきっぷ(東北地区発)
(3)北海道フリーパス
(4)スーパー前売りきっぷ
(5)周遊きっぷ 北海道ゾーン

それでは一つずつ見ていきましょう。

 

(1)ぐるり北海道フリーきっぷ →2010年3月末までの利用分で販売終了となりました

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【特徴】
北海道までの往復に特急指定席が利用でき、
道内の特急指定席が5日間乗り放題のきっぷ

【おすすめポイント】

(その1)北斗星のB寝台に乗れる(B個室「ソロ」を含む)
北海道までの往復には、
新幹線はやてと特急スーパー白鳥などによる乗り継ぎのほか、
寝台特急北斗星のB寝台も利用することができます。
もちろんB寝台個室ソロも利用できるなど、
メリットが大きいのが特徴です。

(その2)道内の特急列車普通車指定券が自由に取れる
北海道内の特急は、普通車指定席をいつでも何度でも申し込むことが可能です。
多くのきっぷは回数制限や購入時のみに制限されていますが、
そんな不自由さは一切ありません

混雑時でも予め指定券を購入しておけば
座れないということもなく、
快適に道内の旅行をすることができます。

(その3)利用できる期間が長い
春の大型連休(GW)、旧盆、年末年始(4/27~5/6、8/11~20、12/28~1/6)を除けば
いつでも利用できます。

(その4)何しろ値段が安い
『東京⇒函館』
この区間を新幹線はやての指定席と
特急スーパー白鳥の自由席を乗り継いだ場合で
片道18,490円になります。

また、寝台特急北斗星のB寝台を利用すると、
片道23,180円です。

このきっぷなら、7~9月を外せば 35,700円なので、
函館までの往復より安い値段で往復でき、
おまけに北海道内の普通列車と特急(普通車指定席)が、
5日間乗り放題までついてくるので、更に2万円以上お得です。

【利用条件・制限事項】
・フリーエリアへの往復は、東北本線または東北新幹線経由に限られます。
・本州方面からの寝台特急で利用できるのは北斗星だけで、
カシオペアや大阪からのトワイライトは利用できません。
・東北新幹線と寝台列車の乗り継ぎはできません。

【きっぷの詳細】
北海道への往復と北海道内フリーエリア(乗り降り自由)が
セットになった使い勝手がよいきっぷです。

〔取扱箇所〕JR東日本の首都圏および長野エリアの主な駅のみどりの窓口、
びゅうプラザ、提携販売センター、業販売センターおよび主な旅行会社。
(一部お取扱いしていない箇所もあります。)
〔発売期間〕 通年
〔有効期間〕 5日間
〔利用期間〕 通年 (4/27~5/6、8/11~20、12/28~1/6の期間は利用できません。)
〔設定区間と値段〕
東京都内発       通常時 35,700円 7・8・9月 45,200円
大宮~川口・戸田公園発 通常時 35,200円 7・8・9月 44,700円
(こども料金の設定はありません)

 

(2)北海道フリーきっぷ(東北地区発)

【特徴】
ぐるり北海道フリーきっぷの東北地区発版です。

【おすすめポイント】
道内の特急列車普通車指定券が自由に取れる
北海道内の特急は、普通車指定席をいつでも何度でも取ることが可能です。
多くのきっぷは回数制限や購入時のみに制限されていますが、
そんな不自由さは一切ありません

【利用条件・制限事項】
仙台発の場合、北斗星は利用できるがソロ(B個室)は利用できない
他の出発地からは北斗星は利用できず。
出発地によって新幹線と寝台列車との乗り継ぎ条件が異なる

【きっぷの詳細】

東北エリアから北海道への往復と
JR北海道全線フリーエリア(乗り降り自由)がセットになった
使い勝手がよいきっぷです。

〔取扱箇所〕JR東日本の水戸、仙台、盛岡および秋田エリアの
主な駅のみどりの窓口、びゅうプラザおよび主な旅行会社
※「仙台市内発」についてはJR北海道の仙台プラザでも取扱います。
(一部お取扱いしていない箇所もあります。)
〔発売期間〕 平成20年9月1日~平成20年12月22日
〔有効期間〕 5日間
〔利用期間〕 平成20年9月1日~平成20年12月26日
〔設定区間と値段〕
弘前~青森~大湊発  大人 23,500円  小児 11,750円
盛岡発       大人 26,000円  小児 13,000円
仙台市内発     大人 29,000円  小児 14,500円

いずれも、上記発地から北海道旅客鉄道会社線全線フリーエリアまでの往復を含みます。

〔利用条件〕
・フリーエリア内までの往復は次のとおりです。
【弘前~青森~大湊発】
特急・急行列車の普通車指定席(特急・急行列車の乗継は
青森駅、函館駅、五稜郭駅に限る)もしくは
「はまなす号」のB寝台がご利用になれます。

【盛岡発】
特急(新幹線含む)・急行列車の普通車指定席
及び「はまなす号」のB寝台が利用できます。
(「新幹線」と「はまなす号」の「B寝台」乗継可能)

【仙台市内発】
特急(新幹線含む)・急行列車の普通車指定席、
もしくは「北斗星号」等寝台特急列車のB寝台(個室除く)が利用できます。
なお、新幹線と特急列車との乗継利用はできますが、
新幹線と寝台列車との乗継利用はできません。

・経路は東北本線・津軽海峡線経由です。
・フリーエリアは、北海道旅客鉄道(JR北海道)全線です。
・フリーエリア内では、特急・急行列車の普通車指定席が乗り降り自由です。
・フリーエリア以外では途中下車できません。
・有効期間開始日の変更は1回に限ります。
・指定列車の変更は、指定列車出発前に限り、往路、復路それぞれ1回のみ可能です。

 

 

(3)北海道フリーパス

【特徴】
北海道内のフリー区間だけ有効のきっぷで、
フリー区間までの往復は自由に決められます。

【おすすめポイント】

(その1)北海道までの往復が自由に選べる
北海道内のフリー区間だけ独立したきっぷのため、
JRでの往復にとらわれる必要が無く、
航空機を利用したい人には大変便利です。

また、往復の交通費を節約したい場合には、
青春18きっぷなどのトクトクきっぷとの組合わせや、
フェリーとの組合わせもできます。

(その2)北海道内でも買える
他のきっぷは出発前に購入しなければなりませんが、
このきっぷは北海道内で自由に買うことができます。

【利用条件・制限事項】
グリーン車用・普通車用とも、指定券が6回までしか申し込めない

【きっぷの詳細】
広大な北海道を自由に旅するお客様に大変お得なきっぷです。
北海道内の特急・急行列車及びJRバス(一部路線を除く)を利用して、
北海道内及び海峡線(木古内~中小国間)の普通車自由席が7日間乗り放題です。
指定席も6回まで利用できます。

〔取扱箇所〕JR東日本の首都圏および長野エリアの主な駅のみどりの窓口、びゅうプラザ、
JR北海道の駅のみどりの窓口、ツインクルプラザ、JR北海道プラザ
提携販売センター、業販売センターおよび主な旅行会社
(一部お取扱いしていない箇所もあります。)
〔発売期間〕通年
〔有効期間〕 7日間
〔利用期間〕 通年
ただし、平成20年度: 年末年始(12/29~1/4)は利用できません。
平成21年度: GW(5/2~6)・お盆(8/12~16)・年末年始(12/29~1/3)は
利用できません。
〔設定区間と値段〕
北海道旅客鉄道会社線全線 グリーン車用 34,500円  普通車用 23,400円
(こども料金の設定はありません)

 

 

(4)スーパー前売りきっぷ   

【特徴】
2週間前までに購入する短期間有効な安価なきっぷです。

【おすすめポイント】

(その1)北海道内を短期間だけ巡る場合に便利
有効期間が2日(悠悠倶楽部会員は3日)で、
値段が安く設定されています。

【利用条件・制限事項】
利用できる期間が非常に少なく、2週間前までに購入する必要がある
指定券はすべて購入時に申し込まなければならない

【きっぷの詳細】
普通車指定席が4回まで利用できる
指定券の変更は発車前ならいつでも可能

〔取扱箇所〕JR北海道の駅のみどりの窓口、ツインクルプラザ、JR北海道プラザ、
北海道内の主な旅行会社
〔発売期間〕利用開始日の1ヶ月前から2週間前まで
〔有効期間〕2日間 (悠遊旅倶楽部会員は3日間)
〔利用期間〕2008年後半の場合、
9月8日(月)9日(火)10日(水)
10月27日(月)28日(火)29日(水)
11月25日(火)26日(水)27日(木)
〔設定区間と値段〕
JR北海道全線 10,000円(小児半額)

 

(5)周遊きっぷ 北海道ゾーン

【特徴】
年末年始などの他客時を含め、いつでも利用できる便利なきっぷですが、
発券が面倒で一部の駅員には敬遠されている。

【おすすめポイント】

(その1)いつでも利用できる
他のきっぷは年末年始などの多客時は利用できませんが、
例外的に周遊きっぷだけは利用できます。

(その2)出発地が自由に設定できる
他のきっぷは東京都区内とか横浜・川崎市内というように、
限られた出発地だけの設定で、それ以外の駅から利用しようとすると、
決められた出発地までの乗車券を別に購入しなければなりませんでしたが、
必要な条件さえ満たせば出発地を自由に設定できます。

(その3)周遊ゾーンまでの往復が割引になる
「ゆき券」・「かえり券」はJRの運賃が20%引(学割は30%引)です。
ただし、東海道新幹線(東京~新大阪)を経由してご利用の場合で、
「ゆき券」又は「かえり券」の全区間の営業キロが201km~600kmのときは
5%引(学割は20%引)に割引率が下がります。

【利用条件・制限事項】
・周遊ゾーンとの往復にJR線を片道201km以上ご利用になる場合に発売
・片道航空機を利用する場合は航空券か予約を確認できるものを提示”
・「ゆき券」「かえり券」と同時に購入
・不慣れな駅員が多いので購入する駅に注意が必要
(大きな駅のみどりの窓口が安心)”
・フリーエリア内の特急自由席は何度でも利用できるが、
指定席を利用する場合には特急券も購入する必要がある。

【きっぷの詳細】
〔取扱箇所〕主な駅のみどりの窓口、びゅうプラザおよび主な旅行会社
〔発売期間〕通年
〔有効期間〕5日間または10日間
〔利用期間〕通年
〔設定区間と値段〕

北海道ゾーン<5日間用20,000円、10日間用28,000円>

 

結局、どのきっぷにしたらいいのでしょうか?

JRで往復する場合、東京周辺からは『(1)ぐるり北海道フリーきっぷ』
東北地方からは『(2)北海道フリーきっぷ』が一番便利でお得です。
また、それ以外の場合は『(3)北海道フリーパス』が便利です。

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